アメリカの看護師事情

ここまで違うのか!?日本とアメリカのナースのお給料の違い

アメリカの大学で人気のメジャーの一つとしてNursingがあります。
日本の看護師と比較するとかなりお給料がいいと言われていてRegistered Nurse(公認看護師)という資格があります。

今回はそんなRegistered Nurseがどれほどお給料がいいのかについて紹介していきたいと思います。

 

アメリカの平均的な看護師の年収は

今回はNursing Salary Guideというサイトを参考にしました。州によって年収が違いますが、アメリカの公認看護師の年収は$73,550です。

 

日本円にすると800万円前後。

かなりお給料よく無いですか?1時間の時給にすると$35
時給が3800円っていうのもアメリカの看護師のお給料がいかに高いかってわかりますね。

ちなみに日本の看護師の平均年収は450万円ほど、

その差おおよそ1.7倍。。

 

私のホストファミリーは看護師の方だったのですが、奥さんが看護師として働きにでて
旦那さんが家事をするという逆転が起こっていました。
それくらい看護師というお仕事はお給料に恵まれているお仕事になります。

アメリカ人の平均的な年収が$50,620に対して看護師は2万ドルも高いということになります

ちなみに一番看護師としてお給料が高い州はCA

州によってお給料は違いますが、その中でもカリフォルニアのお給料が一番高いです。
その値段は$102,700で年収が1100万円を超えてきます。

次に値段が高いのがハワイ州$96,990

そしてワシントンDCでは$90,110

 

西海岸や東海岸に隣接している州は看護師のお給料が高い傾向にあるみたいです。

看護師のお給料に魅力を感じて志す学生が多いのは確かですね。。

 

州別の看護師のお給料

1位カリフォルニア$102,700
2ハワイ$96,990
3ワシントンDC$90,110

 

男性と女性の看護師によってお給料がちがうのか?

統計的にいうと、男性と女性の割合の中では男性の方がお給料が高い傾向にあります。

これは決して男女差別という意味では無くて、女性よりも男性の方が高い学位を取得したのちに公認看護師になる割合が多いので自然とお給料が高くなっているみたいです。

マスター(大学院)を卒業したのちに看護師として雇われるのは、
男性の方が多いみたいです。

実際には大学を卒業したのちにそのまま病院で働くという学生が約8割だそうです。

 

州によってお給料の差が違うわけ

看護師は州によってお給料がちがってきます。もちろん都市部の方がお給料が高い傾向にあります。それは生活費が高いから自然とお給料も高くなってくるという自然な理由になります。

Californiaのお給料はこんな感じ

  • Average salary: $102,700
  • Hourly wage : $49.37
  • Highest paid city : San Francisco
  • Number of RNs employed: 282,290

カリフォルニアが一番看護師の数が多いとされています。
そして一番生活費が高いとされているサンフランシスコでは
これだけ稼ぐことが可能になります。

看護師は夢のあるお仕事の一つ

アメリカで看護師になるというのは、決して楽な道ではありません。
それぞれ大学のコースに入るために高い競争率をくぐり抜ける必要があります。

アメリカ人の中でもナーシングプログラムに入る為だけに2年間卒業が遅れてしまったり、
一般的なメジャーとは違った独自の試験を受ける必要があったりします。

勉強面でもかなり難しい理系のクラスを履修する必要がある為、日本で看護師になる事とは
はるかに難易度が違っていると考えられているそうです。