アメリカ留学まとめ

コミカレから日本の大学に編入学するという新たな選択肢とは?

ミネソタのそうる
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どうもミネソタのそうるです!!

 

 

ミネソタのそうる
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みなさんは編入学という制度を知っていますか?

 

 

アメリカのコミニティカレッジに通っていると、
卒業と同時に編入学(トランスファー)という制度を使って4年制大学に編入学
(転入学)するという選択肢があります。

 

このトランスファー制度を使うことによって、名門大学に再挑戦できたり、
学費を大幅に節約するなどのメリットがたくさんあります。

 

ミネソタのそうる
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コミカレからトランスファーって魅力的なんですよ!

 

アメリカの大学は高いというイメージがありますが、
一般的に名門とされている大学は文字通りとてつもなく学費が高いです。

 

一般的にコミカレを卒業すると2つの選択肢をとっている学生が多いです。

 

1トランスファーをして4年制大学に通う

2OPTをしてアメリカで1年間働くという選択

 

この2つの選択に分かれている傾向にあります。
ですが今回はこの2つの選択肢の他に第3の選択肢を紹介したいと思います。

 

ミネソタのそうる
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第3の選択肢って!!!!?

コミカレ卒業後の3つ目の選択肢

それはズバリ!!!日本の大学へのトランスファーです。

編入学(トランスファー)は必ずしもアメリカだけではありません。
日本の大学へも編入学することが可能になります

 

コミカレを卒業後は

1:アメリカの4年制大学にトランスファー
2:OPTを利用してアメリカで働く
3:日本の大学に編入する←今ココ




日本にトランスファーって可能なのか??

実は日本の大学に編入する選択肢をコミカレ入学時からずっと考えていました。

コミカレは比較的に学費が安い傾向がありますが、4年制大学は倍以上に学費が高くなってしまうと思っていたのでコミカレを卒業したら日本に帰る計画を立てていました。

ネットで情報を調べてみると、
コミカレから日本の大学に編入するという情報が全くありませんでした。

ミネソタのそうる
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前例があまりないですから・・・

 

Yahoo!知恵袋にかろうじて質問が投稿されていますが、
日本の大学に帰るなんてできないという意見が大多数でした。
(あれって書き込んでるだけなので気にしないで大丈夫です)

 

一般的にはアメリカと日本の大学は単位のシステムが違うから
編入学できないと考えられているようですが、

それは間違いです

同期の日本人学生は、
コミカレを卒業したあとに日本の大学に編入しています。

どんな大学でも編入できるの?

日本の大学にトランスファーする際にどの大学に編入するのか?という話になりますよね。

結論からいうと、トランスファーできる大学は限られています。
(必ずしもゼロではありません)

 

編入したい大学がある場合は、
必ず大学の編入学を取り扱っている部署に確認してみてください。

 

まずは大学の編入学の出願資格を確認すると、

短期大学又は高等専門学校を卒業した者という項目があります。

これはコミカレも同様にカウントされるので、
留学生も日本の編入試験に挑戦できる可能性は高いです。

 

ネットで調べてみると、
編入したい大学が留学生受け入れ可能かどうか調べることができます。
(これはググってみると案外すぐに見つかります。)

日本の大学に編入するためのメリット・デメリット

私はアメリカの大学に通っているので、実体験を話すことができませんが、
日本の大学にトランスファーした友人の方にメリット・デメリットを聞いたので、
そちらをまとめてみました。

メリット 単位の移行が簡単

コミカレに通っていると、トランスファーレベルとそうでないものがあります。
アメリカで編入学を考えている学生は、トランスファーレベルのクラスを履修する事で
4年制大学にスムーズに単位を移行することができます。

 

ですが、日本へのトランスファーを検討しているひとやコミカレを卒業を目的としている人はそこまで難しいクラスを取る必要がありません。

日本の大学に編入する場合は、
トランスファーレベルじゃないクラスでも単位移行することができます

 

例えば、コミカレにはピアノや体育のクラスなどアメリカの大学では
単位移行することができない場合が多いですが日本の大学であれば可能になってきます。

 

デメリット 編入のタイミングが限られている

編入試験のタイミングが年に数回しかないという事がデメリットになります。

アメリカの学期が続いている中で、日本に帰って試験を受けるというのは難しいです。
お金もかかりますし、距離的に難しいというのがデメリットです。

コミカレ卒業のタイミングがずれてしまえば、試験を受けるために1年間待つ必要が出てくるのもデメリットの一つだと思います。

 

編入の試験を受ける必要がある

たとえば、経済学部を受ける場合はマクロ経済学やミクロ経済を勉強する必要があります。

 

留学での学業はかなり大変です。それを日本の編入試験と同時進行で行なうのは
かなりのタイムマネジメントを求められます。

 

また英語の試験としてTOEICのスコアを求められる場合があります。
これは留学をしている上においてアピールできる可能性が高いのではないのでしょうか?

英語のスコアの場合は、800点を目標にしてみましょう。

大学によってはTOEICのスコアを100点基準に変換してスコア算出する大学もあるので、
できるだけスコアが高い方が有利です。また留学生の方が明らかに日本語での編入試験
での不利になる場合があるのでそこをカバーするためにもTOIECでアピールするのは
一種の手だと思います

 

結論 日本の大学にトランスファーできる!!

まだまだ編入できる大学は限られていますが、結論はできます。

例えば、名門私立大学や国立大学でも編入する可能性があります。

具体的に例をあげると、東北大学の第3年次編入学案内を見てみると
事前審査としてコミカレの成績証明書を審査してくれて編入試験を受けられるのか確認してもらえます。

日本人で外国の大学、短期大学、高等専門学校、専修学校等を卒業した(又は卒業見込みである)方も手続きしてください

HPの方でこのように記載されているので、コミカレ生でも可能性があるってことですよね

日本に帰って国立大学に編入できたら、学費だいぶ節約できますし、
やってみる価値は大いにあります!!!

最後に

アメリカのコミカレを卒業している学生にとって
トランスファー=アメリカの4年制大学というイメージがありますが、
日本でもトランスファーする事ができます。

今回は第3の選択肢として日本の帰るということを紹介しましたが、
コミカレで進路に悩んでいる学生の方のお役に立てたなら嬉しいです。