アメリカ留学まとめ

【アメリカ留学】コミカレを一年で卒業することは可能なのか検証してみた

コミニティカレッジは1年で卒業することができるのか?

アメリカ留学を検討している方がよくある質問として
コミカレを1年間で卒業することが可能なのか?
という質問が多くあります。
実際にカリフォルニアのコミカレを卒業した筆者の経験を元に解説をしていきますね。

実際に留学は学費だけでなくて生活費もかかるから、
なるべく早く卒業したいという声は多いです。

今回は1年間で卒業できるのか?また現実的な卒業時期について解説していきます。

1年でコミカレ卒業は現実的ではない

コミカレを卒業するために必要な単位の数は60単位が目安です。
2年で卒業を考えている人なら毎セメスター15単位を履修して2年間で卒業をします。

コミカレ卒業のためには15単位×4=60単位を履修して2年間で卒業するのが
一般的だと言われています。

1クラスの平均の単位数は3単位です。
15単位を取るということは5クラスを取るということになります。

留学したばかりであれば、留学生にとって5クラスを取るのは大変です。
大学のシステムや生活環境に慣れるためには、初めは4クラスくらいで慣れていくのが
おすすめしています。




もし1年間で卒業するのであれば

1年間でコミカレを卒業したいのであれば、
毎回のセメスターで30単位を取る必要があります。

大学では20単位以上を取る場合には、承認を得る必要があります。
英語力やGPAから20単位以上とっても問題ないか?を問われます。

30単位を取ることを学校に伝えたらまず無理だと言われるでしょう。。。汗

ただ1年半でコミカレ卒業なら十分に可能である

1年での卒業は難しいという風に言いましたが、コミカレを1年半で卒業できる可能性はあります。

サマークラスを履修するという選択肢です。

春と夏の間にはサマークラスが導入されている場合が多いです。
夏には短期的にクラスが開講されているので、クラスを取ることができます。

コミカレの場合は6週間で取るクラスと8週間で取るクラスが一般的です。

卒業までのスケジュールの中に
サマークラスを入れることによって卒業時期を短縮することが可能になります。

サマークラスで履修することができる単位数

サマークラスでは短期間で集中的に勉強するため、
たくさんクラスを履修したら勉強がついていけなくなってしまって、
最終的に成績が悪くなってしまう可能性があります。

目安として最高9単位くらいにしておきましょう。
12単位以上はスケジュール的にも過酷だと思います。

このサマークラスで単位を取ることで卒業時期を大きく短縮することが可能になります。

1年半で卒業するためにスケジュールを立てるのはどうでしょうか?

1年半で卒業するためのスケジュール

春セメスター コミカレ入学15単位履修
夏セメスター6単位
秋セメスター18単位
春セメスター15単位
夏セメスター6単位 60単位履修完了でコミカレ卒業

夏休みに日本に帰国しない学生はこのようにしてスケジュールと取るクラスを
調整していくことで1年半で卒業するのは可能だと思います。

コミカレ卒業なら実は案外楽だって知ってた?

コミカレを卒業するだけであれば、難易度はそこまで高くありません。
特に文系であれば尚更、難易度は下がると思います。

編入を検討していないのであれば、
編入に必要な難しいクラスを履修する必要性がなくなります。

これによって簡単なクラスをガンガン詰め込んでいくことで
卒業を早めることが可能になります。

実際にコミカレではTransfer Creditの単位を稼ぐ学生が多く、
このTransfer Creditが卒業を目標としていない学生よりも難しいのが現実です。

ですが卒業だけであれば、数学や英語なども高いレベルのクラスを取る必要性がなくなる為
結果的に卒業が早くなる可能性は大いにあります。

結論 1年で卒業は非現実的だけど・・

コミカレで1年で卒業する学生は滅多にいませんが、1年間で編入する学生はいます。

1年間で4年生大学に必要な単位数に達することでトランスファーをする学生も中にはいます。

具体例をあげると編入に必要な単位が40単位だけで認めている大学もあるので、
1年間で単位をできるだけ取って編入しているのがこのパターンになります。

アメリカの大学の良いところは、
自由にクラスを取ることができるという点です。

編入するために急ピッチに単位を取る学生もいれば、
4年以上かかってコミカレを卒業する学生もなかにはいます。

なので結局は自分次第です。自分の力で道を切り開くのが留学なので、
とにかく覚悟を決めたらどんなことにも挑戦してみてくださいね